鍼の施術については、先ず始める前には鍼を体に刺すの?という怖さがありますよね。やはりイメージとしては「痛そう」「怖い」「つらいのでは?」という事を上げることが出来ますよね。鍼の施術を受けようという人は、よほど何か悩みが深刻で来院する人がほとんどです。実際に子供の時に注射をされた時の印象はやはり強烈だと思うんですよね。インフルエンザが流行るとテレビで小さいお子さんが、予防接種をするときに泣くシーンが流されますよね。やはり、小さい時に与えられたイメージはいくつになっても残るものだと思います。

美容鍼のイメージ

美容鍼の場合も、同様で施術を行う場合に2つの問題があります。一つは、鍼を刺しますので、鍼を刺した時の痛みという問題があります。もう一つは、肌に鍼を刺すということもあり、「皮下出血」ということも避けて通れないのも事実です。

一方で鍼の治療を受ける方々が、そのような心配や恐怖感を持って施術を受けるということは、施術をする側も十分承知をしていますので、鍼の治療を受ける方々がそういう気持ちにならないように自助努力や改善に努めているのです。

痛みが感じない鍼の開発

それは実際に使う鍼の品質と性能の向上を進めています。これは、鍼施術による、鍼を刺した時に発生する「痛み」と「皮下出血」の問題は、施術に使う鍼の品質と性能が大きく影響するからです。つまり、施術に使う鍼がいいものであれば、「痛み」と「皮下出血」の可能性は大いに軽減されますので、美容鍼を行なっている治療院はまずこの施術に使用する鍼を厳選しています。ですから、一般的に鍼と言うと中国の鍼灸の、「ごっつい」イメージがあると思うのですが、美容鍼でそういう鍼は絶対に使いませんので、その点は安心した方がいいと思います。

ある美容鍼を行なっている治療院で使用している鍼はと言うと、太さ3cmの長さのものは0.18mm、1.5cmのものは0.14mmのものを使用していて、この程度太さのものですと、実際に鍼を刺す感覚としては、蚊に刺された程度としています。

施術する腕も向上

それと、鍼といったハード面もとても重要ですが、鍼の施術をする側も、鍼の技術者としての技術を向上するべく、しっかり技術も当然のことながら磨いています。施術を受ける側が痛みを感じないようにする診療はもちろんですし、鍼の治療は「刺す」ことが中心ですが、この方法についても様々な工夫や治療法が日々開発されています。このように、施術する側の技術も更に進化をしているので、今では美容鍼を行う治療院では、痛みが感じないようになりつつあるのが現状です。